1516年、バイエルン公国のヴィルヘルム4世が、傑作とも言える法律を作った。
ビールには成分として大麦とホップと水だけが使用されねばならない!!
これは世界でもっとも長く続いていた消費者保護法だとされている。
当時、小麦をめぐってパンやと醸造家の価格紛争が起こっていた。
困った醸造家立ちは、ハーブや根菜、キノコなどをビールにぶち込み始めた
この問題が引き金となり、法律が制定されたとなっています。
がしかし!
表向きはそうなっているだけで、大麦と限定しているのがみそなんです。
実は品質的な理由ではなく、稀少な小麦をパンの原料にまわすためなんですよね…
それともう一つの理由が、法律違反のはずの小麦を使った「ヴァイツェン・ビール」
王室の保護下で独占的に醸造して宮廷財政を潤すなど、政治的なことも絡んでいた。
とされています。
目次
現在のビール純粋令
何度か法律が改正されたが
ビール純粋令は、欧州連合(EU)から自由貿易の障害になるという理由により
1988年公式に撤廃された。
しかしドイツの醸造家たちの多くは、新たな法律で使用許可されるようになった
砂糖や代替穀物の使うことをを頑なに拒んでいる。
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