ルプルス醸造所は2004年に開業されました。
当初は、隣に併設されているカフェ&バーのビールを趣味のような感じで醸造していたみたいです。
ですが、2007年に醸造所は樽とシャンパンボトルで新たなビールをつくることに挑戦することにしました。
醸造家たちは、近代的な設備を使って、独自の風味を持つ伝統的なビールを各地に提供したいと考えたのです。
醸造所は、19世紀からある大きな農場の中に建てられ、辺り一面が緑に囲まれていて小川の近くにあり新鮮な水を利用してます。
醸造所の本拠地であるボヴィニーという地域は、醸造家たちが求めていたインスピレーションを与えてくれました。
狼のラベルの由来
醸造所のあるアルデンヌ地方には昔オオカミが生息していました。
このオオカミ達は、ビールを作る際に用いられるホップの生産国として有名なスロベニアから来たとされてます。
ホップの毬花は、Humulus Lupulus」という学名が付けられています。
「Humulus」はホップが属するカラハナソウ属の属名で、それに「lupulus」が付くとホップになります。
「lupulus」意味はというと、ラテン語でオオカミです。
その物語とホップの学名にあやかって「ルプルス」ラベルには「オオカミ」が使われているようです。
オオカミがホップをこの地に連れてきたと考えたらなんか趣がありますよね~


ホップにオオカミ要素ってありますかね~?どこでしょうか毛並み?トゲトゲした牙でしょうか。
オオカミ要素が謎だったので、少し探してみるとこんな記事を見つけました。
ホップは蔓性の植物で、他の植物などに巻きついて上まで伸びていきます。その様を見て、ホップが他の植物に巻き付いて絞め殺してしまうのでは、と思われたようです。
まるでオオカミが羊を襲うように。というような話がホップに関する英語の論文にちょこちょこ出てきます(読むのは骨が折れます)。
実際、ホップの蔓にはトゲのようなものがあり、それをひっかけて他の植物などに巻き付いていきます。
このトゲのようなものがなかなか痛いので、「wolf among weeds」(雑草の中のオオカミ)という言い方も。ホップにオオカミと付けたのもわかるような気がします。
日本ビアジャーナリスト協会
なるほどわかったようなわからんような感じです。(笑)
少し脱線してしまったのでこのへんにしときます。
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